SSブログ

壇蜜のもっとハァハァしてる? [ぴんぼけ]

「ぐうたら」=「丁寧かつストイック」 周囲とは違う価値観と時間感覚

★其ノ百四拾七

2016.04.22

実は丁寧に生きているだけと、分かっていただけるかしら…
実は丁寧に生きているだけと、分かっていただけるかしら…【拡大】

 タンスを開けても、何を着て外に出るのが正解か分からない…、そんな日が続いております。

 ライトなダウンは暑すぎて、薄手のジャケットだと寒すぎて…。私は寒がりの冷え性で汗っかきという、ちょっと面倒な体質のため、この時期は特に「不正解」だった場合の代償が大きく体にのし掛かります。

 何事にもトロくアクティブな言動が少ない私には「壇蜜として期待を裏切らない体質」なのかもしれませんが。

  寒がりのくせに少しの気温上昇ですぐに汗が出て、汗が出れば冷えて震えて、その結果、むくみ出す…。「昔からだし、女性だから仕方ない」と向き合うつもり でしたが「それって、単に怠け心や運動不足から来てるんじゃない?」と言われてしまうと、何とも言えない気持ちになります。

 ともあれ、怠けていると思われないように、また迷惑をかけて「これだからアイツは…」と言われないように、「面倒な体質」と付き合っていかなくてはな…と日々思います。

 とりわけ、季節の変わり目は、とりあえず羽織るもの、掛けるものを携えて、薄着出勤、厚着帰宅を心がけている今日このごろです。

 普通に生きているだけでぐうたらしているような心象を与える…。いったいなぜ、神は、私にこんなオプションをつけてしまったのか疑問です。

 共働きの両親は、母も父も大層働き者だったので、祖母や叔母に育てられた一人っ子の私は、「仕事はできる限り、ずっとするべきだ」との教育を一心に受けました。

 自らも働き、スタッフ殿たちと生活をしていく糧を得ることを善としている。それなのに、嗚呼それなのに、「怠け者め」「グウタラめ」という評価もしばしば…。困ったものです。

  しかし、モノは考えよう。怠け者もぐうたらも言い方をちょっと変えれば、「こだわりが強く、丁寧にストイックに生きている人」ということになります。周囲 とは違う価値観と時間感覚を持ち、文字通り「性急」にならず生きている。それで働いているなら、問題ないかと思うのです。

 「グウタラじゃない。丁寧に生きてるだけ」。新生活が始まり、何かと周囲との比較や劣等感に苦しむ人々にこの言葉を捧げます。大丈夫。私がついています。

 ■壇蜜(だん・みつ)  1980年12月3日生まれ、秋田県横手市出身。本名・齋藤支靜加。158センチ、B85・W60・H89。昭和女子大卒。NHKラジオ第2で「高校講座 /保健体育」(水曜午後8時10分)に出演。書き下ろしエッセー集「どうしよう」(マガジンハウス)も好評発売中。BS日テレ「久米書店~ヨクわかる!話 題の一冊」(日曜午後6時)やBSジャパン「にっぽん真発見」(日曜午後9時)でも活躍中。

コロンボ5050.jpg


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

二つ折り財布デスノート ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。