SSブログ

壇蜜のもっとハァハァしてる? [ぴんぼけ]

雨上がりの求愛…突き放す系の女子がお好み?

★其ノ百六拾九

2016.10.28

たしなめたんですが、まだ彼は…
たしなめたんですが、まだ彼は…【拡大】

 「泣き声」と書くと「人間の赤ちゃんや子供が何かを訴えて泣いている声」、一方「鳴き声」なら「人間以外が求愛や威嚇、合図代わりに出す音」を想像します。なので「なきまね」といわれると「泣いたふり」なのか、「鳴き声のまね」なのか迷い、前後の会話や文脈で解釈せねば…と思うのでした。

 実際に「泣きまね得意なんです」と「鳴きまね得意なんです」では、意味が大きく変わってきます。「鳴きまね」は宴会芸に重宝されるかもしれませんが、「泣きまね」を自慢げに言うと、信用されなくなりそう…。

 ここ最近の東京は長雨と気温低下の影響もあり、雨が上がって気温も少し上昇すると、途端に秋の虫がリーリー、コロコロと音楽会を始めます。8月の終わりごろから自宅近くの公園はお見合いライブ状態です。

 彼らは「羽を擦り合わせて音を出す」ことで求愛の調べを奏でます。よく鳴いてフットワークの軽いオスがモテるとのこと。歌って踊れる男はモテるのです。人間とあまり変わりませんね。

 この時期にしか聴けない音楽だと思いながら自宅へ向かうと、どこかの壁から「ヂュッ、ミヂュッ」という演奏も。辺りを見回してみると、明らかに「虫ではない、尻尾が生えたコ」が単独で濁点の多い鳴き声を出していたのでした。

 「ミヂュッ」の正体はヤモリ。ヤモリは縄張りの主張と求愛のために鳴くそうです。しかしここは人間ばかりの集合住宅。私の居るところは地面に接しておらず、ここで異性を探すのは難しいんじゃないかと伝えたくなります。しかも、ここは私が家賃を払って住んでいる場所…という細かいことは置いておくとします。

 とりあえず、「ねぇ、ここ地面に接してないし公園のほうが異性いると思う。私、メスだけど種類違うから繁殖難しいよ。多分」と小声でたしなめておきました。今でもたまに「彼」を見かけます。突き放す系の女子がお好みだったのでしょうか。

 ■壇蜜(だん・みつ) 1980年12月3日生まれ、秋田県横手市出身。本名・齋藤支靜加。158センチ、B85・W60・H89。昭和女子大卒。28日に写真集「あなたに祈りを」(講談社)を発売。NHKラジオ第2「高校講座/保健体育」(水曜午後8時10分)、BS日テレ「久米書店~ヨクわかる!話題の一冊」(金曜午後11時半)、BSジャパン「にっぽん真発見」(日曜午後9時)に出演中。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。