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壇蜜のもっとハァハァしてる? [ぴんぼけ]

「誰かにお年玉をあげる」…年始め、大人になっての楽しみ

★其ノ百七拾九

2017.01.20

 2017年が始まり、新春の喜びを味わうのもつかの間、今年は「もう三が日しか休めませんよ~」とか「うちは元日も開いてますよ!」とか「お正月だけ短縮営業時間してますね」という方々のお話をよく耳にする2016年の年末だったような気がします。

 皆さん、働き者だ…とちゃっかり正月に休んだ自分が申し訳ないなぁと思ったのでした…。が、思っただけで、年末年始、力の限りだらだらと過ごしていた怠け者ですが。

 大人になり、新しい年を迎えるたびに楽しみにしていることが3つあります。一つは実家近くの神社へ初詣に行き、おみくじを引くこと。それほどいいモノを引くことはないのですが、その年の指針や戒めとして結果を受け止め、「善処しますのでお導きください」と手を合わせるまでが流れとなっています。

 二つ目は「誰かに(ささやかな)お年玉をあげる」こと。偉そうに…と思われるかもしれませんが、乗ったタクシーのドライバーさんにお釣りを…とか、祖母に会うときポチ袋を持っていったり…とか。ほんの少しの金額ですが、喜ばれると「ああ、今年も励みになったなぁ」とこちらまでうれしくなるのです。「もっと稼いでいたら、金一封なんですけどねぇ」と言うのもお決まりのせりふです。

 そして三つ目は「何かしらの福袋を購入すること」。どんなジャンルでもOKと、縛りは極めて緩くしてあるのですが、これがなかなか難しい。学生時代は、やれアクセサリーだ、やれ洋服だ、やれお菓子だと友人とこぞって買いに行ったのですが、現在は買いたい気持ちよりも「遠出するのか…」というため息が体にブレーキをかけてしまうのです。昔よりも行動範囲を広げてもおかしくない「ありがたい環境」にいながら、この出不精っぷり。過去の私が見たらどれだけガッカリするでしょう。

 しかし、楽しみなことに変わりはありません。そんなとき、「入浴剤の福袋」が存在することを知りました。30個や50個のセットが販売元の独断で袋詰めされているとか。風呂好きの私にぴったりではないかとウキウキしながら購入方法を調べて、これまたニンマリ。検索の結果、「ウェブ限定販売!!」という朗報が。いい年になりそうです。

 ■壇蜜(だん・みつ) 1980年12月3日生まれ、秋田県横手市出身。本名・齋藤支靜加。158センチ、B85・W60・H89。昭和女子大卒。本連載などをまとめたエッセー集「壇蜜歳時記」(大和書房)が好評発売中。21日から、NHK総合「精霊の守り人 シーズン2」(トリーシア役)がスタート。NHK総合「お母さん、娘をやめていいですか?」(金曜午後10時)にも出演中。このほか、NHKラジオ第2「高校講座/保健体育」(水曜午後8時10分)、BS日テレ「久米書店midnight~夜の本の虫~」(金曜午後11時半)、文化放送「壇蜜の耳蜜」(月曜午後7時半)に出演している。


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