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壇蜜 [ぴんぼけ]

ネットで非難してくる人と結婚しちゃうかも…壇蜜さん

 ――本が出版された現在は、日記を書かれていないのですか?

 

 壇蜜さん)もともと日記を書くことは日課だったので、今も続けています。ここ数年は1日100文字でまとめる「百文字日記」を書いてました。壇蜜になる前、仕事を掛け持ちし、あくせくしていたときは、ブログだけにしていた時期もあります。

 

 ――デビュー前からブログも続けているのですね。ブログと日記とでは違いがありますか?

 

 壇蜜)ブログも日記と同じように毎日書いています。この5年間で2日休んだだけです。日記との違いは、読者を意識することでしょうか。ブログは基本的にお金を払わなくても読めるものなので、だれかが傷つくことがないように配慮しています。例えば、きのうあったことは「先日」としたり、2年前の話は「ちょっと前」にしたり。

 

 ――ツイッターやフェイスブックはやらないそうですね。

 

 壇蜜)やっちゃダメなんです。女性は締まりが悪くなるから。ブログがギリギリです。

 

 ――人として締まりが悪くなると?

 

 壇蜜)そうです。ちょっとユルいくらいならいいですけど、何でもダダ漏れにしちゃダメです。そういうことをすると、男性はタチが悪くなります。気をつけてくださいね。

 

 ――えっと、質(たち)の悪い人になると?

 

 壇蜜)そうです。掲示板とブログでとどめた方がいいです。ネットはいろいろ便利ではありますが、ネットを利用してクローズドの写真を勝手に使ったり、内部告発をしたり、カルマ(業)を犯すようなことをしてはダメだと思います。むやみに他者を傷つけることは、誰の得にもなりません。結局、自分に返ってくることを知るべきです。

 

 ――壇蜜さんは、ネットで傷ついたことがあるのですか?

 

 壇蜜)それはもう。ときどき、「なんじゃ、こりゃあー!!」という批判があります。なぜか、「劣化」「ぶち切れ」「激太り」の話題が大好きらしくて、それを私にネット上からぶつけてくる。すぐに「壇蜜がヤバイ」とか書かれちゃう。とくに眉毛ですかね。イベントのたびに、私の眉毛を観察してネット上に逐一書き込む人がいまして。あまりしつこく続くので、だんだん気になってきて。眉毛にいちいちケチをつける人が、かわいく思えてきたんです。私その人と結婚しちゃうかもしれません。

 ――そんなこと言ったら、ネット上のブログや掲示板が「壇蜜の眉毛」の話題でいっぱいになりますよ。自分を傷つけようとする人を、どうして「かわいい」と思えるのですか?

 

 壇蜜)うふふ。そうまでして私を非難したいのかと思ったら、怒りを通り越して、もう結婚してあげようかなと。いつか、壇蜜が電撃結婚するかもしれません。そのときの新聞の見出しは「眉毛が生んだ不思議な恋の物語」にしてください。

 

 ――「壇蜜日記」にも、ときどき眉の話題が出てきたのは、そのせいなんですね。なぜ、眉毛を攻撃するのでしょうね。

 

 壇蜜)たぶん、眉毛が私の中で一番人工的に見えるからでしょう。描き方で変わりますし。でも、眉毛はいつもメイクさんが描いてくださるんです。眉毛を非難されるとメイクさんが傷つくので、そこは困ってます。発言小町に「いやなことやつらいことがあると、眉毛がずれる人いますか?」というトピを立てたいです。みんな集まれ!

 

 ――人気トピになると思います。ぜひ、「眉毛トピ」を立ててください。

 

プロフィル

壇蜜(だん・みつ) 1980年秋田県生まれ。調理師免許を取得、冠婚葬祭の専門学校にも通う。和菓子工場、銀座のクラブホステスなど様々な職業を経験した後、2010年に29歳のグラビアアイドルとしてデビュー。2013年に映画「甘い鞭」に出演、日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。著書に「蜜の味」「エロスのお作法」「はじしらず」など。

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