真田丸(最終回) [TV・映画]
真田丸(最終回)
2016年12月18日(日) 20時00分~21時00分
豊臣と徳川の決戦が始まった。大坂城を出て、野戦に持ち込む幸村(堺雅人)だったが、形勢は圧倒的に不利。幸村は、家康(内野聖陽)ただ一人に狙いを定める!
番組内容
豊臣と徳川の決戦が始まった。大坂城を出て、野戦に持ち込む幸村(堺雅人)だったが、形勢は圧倒的に不利。死を覚悟する茶々(竹内結子)に、幸村は「望みを捨てなかった者にのみ、道は開ける」と諭す。やがて勝永(岡本健一)らの活躍により戦況は一転、豊臣方は徳川軍を次々と撃破する。だが秀頼(中川大志)のもとに、幸村が寝返ったという噂が広がる…。幸村は、家康(内野聖陽)ただ一人に狙いを定め、一騎で突き進んでいく!
出演者
- 出演
- 堺雅人,大泉洋,長澤まさみ,松岡茉優,藤本隆宏,藤井隆,岡本健一,中川大志,中原丈雄,小林隆,星野源,竹内結子,遠藤憲一,鈴木京香,近藤正臣,内野聖陽,
- 語り
- 有働由美子
原作・脚本
- 作
- 三谷幸喜
音楽
- 音楽
- 服部隆之
『真田丸』撮影を終えた堺雅人 [TV・映画]
『真田丸』撮影を終えた堺雅人「幸村は何ひとつ自分で決めることはなかったんだな」
週刊女性PRIME 12/10(土) 16:00配信
「今は1年2か月の長い“旅行”から帰ってきたような気分ですね。これだけ長いと、旅というより失踪ですが(笑)」
『真田丸』の放送もあと2回を残すのみ。すべての撮影を終えた主演の堺雅人が語る、真田丸“航海”の思い出―。
「水先案内人の三谷幸喜さんについて行き、周りをしっかりしたスタッフに固めていただき、出会う役者さんは本当に一流の人ばかりでした。スタジオに行くのが楽しみでしかたなかったです」
堺自身、大河ドラマに出演するのは3回目。『新選組!』('04年)では山南敬助役、『篤姫』('08年)では徳川家定を演じた。
「旅にたとえれば、前回・前々回は途中で船を降りたんですけど、今回は最後までご一緒することになって。長い旅でしか見せてもらえない何かが、絶対にあったと思います」
「今回登場する女性たちの面白いところは、男にとって都合のいい、いわゆるヒロインがいなかったことでしたね」
作中、正室の春(松岡茉優)や幼なじみのきり(長澤まさみ)など、さまざまな女性が幸村の周囲を彩っている。
「実際に一夫多妻って、こんなに大変なのかと思いました。九度山でも大変な目に遭いましたし、ハーレムというのがあんなに修羅場だとは(笑)。ぜひ若い方はドラマを見て勉強してほしいです(笑)」
信繁49年の人生の中で、最後にスポットを浴びて輝く大坂の陣。
「入城してからは、僕が物語を引っ張っていかなくては、と思っていました。でも、いざ現場で撮影に入ると自分がどうするというより、自分の中にいる別の人に突き動かされていたんです」
それはこの1年で、信繁=幸村が関わりを持ってきた人たち。
「父・昌幸(草刈正雄)であり、秀吉(小日向文世)であり、三成(山本耕史)であり、茶々(竹内結子)であり……。目の前の人に外側から引っ張られるか、内側からの声に押し出されるかの違いだなと。結局、幸村は何ひとつ自分で決めることはなかったんだな、という気もしますし、それは演じていてすごく面白いところでした」
昌幸を演じた草刈は、30年前に『真田太平記』で幸村を演じている。将来、堺も昌幸を演じることを考えている?
「いえいえ、草刈さんは超えられないでしょう(笑)。といいながらも、やってみたい気持ちはあります。役者ですから、やれと言われれば何でもやりたいです。秀吉や家康もいいですね。佐助は……、ちょっと無理かもしれません(笑)」