壇蜜のもっとハァハァしてる? [ぴんぼけ]
無気力な休み明け まずは腰をあげてみて… 忍び寄る五月病の退治に“魔法の言葉”
★其ノ百五拾
2016.05.20
けだるいときは、取りあえず…【拡大】
連休も終わり、読者の方々も「日常」に戻っているころでしょうか。最大10連休…という話はテレビやウェブなどで耳にしておりましたが、「最大」 を休んだ方を実際には見たことがなかったため、幻の生き物「ジュウレンキュウ」はどこかにはいるけど、たまたま居場所を見つけられなかった…と解釈するこ とにしました。
いつも思うのですが、私のような職業はうっかりすると『ジュウレンキュウ』どころか『イツマデモレンキュウ』に進化しかねないので、日々精進せねばなりません。
連休の後のお楽しみは少し先の夏休みでしょうか。それまでの数カ月間、季節の移り変わりと謎の疲労感を味わう方も多いかもしれません。
1年の真ん中に身を置くと、「あっという間だぁ」という寂しさと「あと半年もあるのか」という倦怠(けんたい)感が矛盾そっちのけで芽生えてくることがあります。
これをこじらせて業務や生活に支障をきたすことが、あの有名な「五月病」の正体だと私は思うのです。5月だと、1年の半分よりは手前ですが「6月(真ん 中)になったら、いろいろ考えちゃって嫌だな」と予測していやになる気持ちが起こるのが5月なのでしょうから、呼び名は正しいのだと思います。
私も社会人なりたての頃は、休み明けは恐ろしく無気力でした。1年早いというわりには、夏まで早いだの、1日長いだのぼやいては、定時で帰宅したいとばかり考えておりました。
今でも休み明けは体調を崩しやすいので、嫌な名残がありますが…。やる気には意外と瞬発力はありません。ここでひとつ、「やる気はみなぎってはこないけど、取りあえず忍び寄る五月病をなだめて引っ込んでもらうための一言」を授けておきます。
「でも行けば何とかなる」。行きたくないから「まず腰だけあげてみよう」「現場にだけは行ってみよう」と、脳に上書き、上書きしながら生きると少し楽になります。多分。
急な温度の変化もこのシーズンの風物詩。体調にはくれぐれもお気をつけて。私も、ダメな女なりに善処いたします。
■壇蜜(だん・みつ) 1980年12月3日生まれ、秋田県横手市出身。本名・齋藤支靜加。158センチ、B85・W60・H89。昭和女子大卒。今春からはNHKラジオ第2で 「高校講座/保健体育」(水曜午後8時10分)に出演中。書き下ろしエッセー集「どうしよう」(マガジンハウス)も好評発売中。BS日テレ「久米書店~ヨ クわかる!話題の一冊」(日曜午後6時)やBSジャパン「にっぽん真発見」(日曜午後9時)でも活躍中。
『シャーロック・ホームズ』第3弾は最終章じゃない! [TV・映画]
『シャーロック・ホームズ』第3弾は最終章じゃない!プロデューサーが証言
CINEMATODAY Inc. 提供 写真は映画『シャーロック・ホームズ』より - Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウの共演作『シャーロック・ホームズ』シリーズ第3弾の撮影が、今年の秋にもスタートする予定だと、製作を務めるジョエル・シルヴァーがColliderに語った。
2011年に製作決定が報じられてから、なかなか企画に進行が見られなかった本作。先月、ロバート自身が年内の撮影スタートを示唆したことで話題を呼んだが、ジョエルも「今年の秋にも始められるんじゃないかな。ダウニーがやりたいと言っていたからね」と認めた。
2018年の公開を予定している『アベンジャーズ』シリーズ最新作『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー(原題) / Avengers: Infinity War』の撮影を控えているロバートだが、ジョエルによると彼が同作の撮影に参加するのは年が明けてから。『シャーロック・ホームズ』に割く時間はあると いい、「満足いく脚本があり、ジュードとダウニーの体も空いている。そして僕ら自身がやりたいと思っている。ダメなら別の機会に撮るだけだけど、やること になると思うよ」と意欲を見せた。
ちなみに、これを3部作 の最終章としてシリーズが終了する可能性について、ジョエルは「そうならないことを願ってるよ」と証言。「これまでにボンド映画がいくつ作られてきたと思 う? そこにキャラクターがいる限り、物語は終わらない。人々が求める限りやり続けるさ」とシリーズ継続の意向を示している。