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2014年06月13日｜ 2014年06月14日｜2014年06月16日ブログトップ

MOZUは最終回で過去最高の13.8%　[TV・映画]

ドラマ『MOZU』は最終回で過去最高の13.8%！視聴率推移と続編情報を紹介

弊誌が特に注目してお伝えしている『MOZU Season1～百舌の叫ぶ夜～』』（TBS系）は、6月12日放送の第10話で最終回を迎えた。裏番組で同じ刑事ドラマの『BORDER』との視聴率争いでは、残念ながら苦杯をなめることとなったが、最終回ではこれまでの放送で最高の数字を残すことができたようだ。なお、本記事では執筆に際して、ドラマの内容にも触れているので、いわゆる”ネタバレ”を避けたい方は注意していただきたい。

これまでの視聴率推移は

『MOZU』と『BORDER』の2つのドラマは、放送開始前から評判が高く、同一の時間帯に放送されることを残念に思うファンが多かった。以前『BORDER』の最終回の視聴率をお伝えした記事で触れたように、それぞれは対照的な視聴率推移をたどってきた。

『BORDER』は「死者と話せる刑事」が主人公という突飛な設定から放送開始直後は敬遠され、初回が一桁9.7%のスロースタートだった。しかしその後はよく練られた脚本や俳優陣の好演もあって、視聴率は徐々に上昇。中盤でライバルとされてきた『MOZU』を逆転すると、最終回には14.4%を記録した。最終回で注目を集めたということもあるが、裏で放送されていた『MOZU』の第9話は7.7%だったので、ほぼダブルスコアの差をつけて有終の美を飾ることとなった。

一方の『MOZU』は、大規模な宣伝の効果もあって、初回13.3%の好スタートを見せたが、視聴率は6週連続で下落を記録。『BORDER』にも逆転を許してしまう。ストーリーの難解さやアクションシーンの激しさから、万人に受け入れられるようなドラマではなかったようだ。そのようなこともあって、視聴率が一桁台に落ち込んでしまう回もあった。『MOZU』の全11回の視聴率は13.3%、12.8%、10.9%、10.3%、10.1%、 9.9%、8.7%、10.3%、7.7%、そして今回の13.8%であった。平均視聴率は11.01%である。ちなみに『BORDER』の平均視聴率は 12.16%だ。

過去最高視聴率を記録

そんな『MOZU』だが、最終回では13.8%と、これまでの放送で最高の視聴率を記録。強力なライバルである『BORDER』が先週一足先に最終回を迎えていたということもあるが、潜在的な人気ぶりを見せつける結果となった。

潜在的な人気を獲得できていることは、同ドラマにとって朗報だろう。TBSとWOWOWの共同制作となった『MOZU』は、今回の地上波放送を導線にWOWOW加入者を増やしたい狙いだ。視聴率争いでは『BORDER』には及ばなかったが、加入者の取り込みの面では大いに貢献すると思われる。

いわゆる「囲い込み」には批判の声も聞かれるが、ネットコンテンツが氾濫する中で、テレビ業界にはより高品質なコンテンツ作りが求められている。そういった意味では、有料放送を行う衛星放送とタッグを組むという取り組みは有力な突破口のひとつになるはずだ。

第10話あらすじと続編情報

『MOZU Season1』の最終話では、裏でサルドニア共和国大統領の暗殺を狙う公安部の室井（生瀬勝久）が、空港での爆弾テロを実行に移そうとして、主人公の倉木（西島秀俊）たちが何とか暗殺を阻止するという展開だった。一方で、劇中で提示された「だるま」の正体、美希（真木よう子）の父親の行方、グラークアルファ作戦の謎といった伏線は、この回では回収されなかった。

これらの謎は、続編である『MOZU Season2～幻の翼～』に持ち越されるようだ。シーズン2は、シーズン1の最終回から半年後の設定で、これまでの登場キャラクターン加えて、蒼井優と佐野史郎が出演。それぞれ過去に秘密を抱えたフリージャーナリストの名波汐里と、冷徹な警視庁公安部部長警視監の池沢清春を熱演するという。

『Season2～幻の翼～』は、2014年6月22日より毎週日曜日22:00～22:54に、「WOWOWプライム」チャンネルの「連続ドラマW」枠で放送予定だ。また、放送日時・地域などは未定だが、TBSでも放送されるという。

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ばうばう見れない・・・。

TBSまで待てない。

無料動画を探すか・・・。

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